逗子日記:二〇二二年一二月 閉塞成冬 (そらさむくふゆとなる)

5時半起床。
仕事部屋の温度計は13度を指している。湿度は充分あるようなので、エアコンだけつけて、電気ポットをつけて、パジャマのズボンの上に防寒スカートを巻く。
白湯を飲みながら、指が温まるのを待ち、身体が温まり始めるとぼちぼちと動き出す。
夫も犬もまだ布団の中だ。

今日から二十四節気の「大雪 (たいせつ)」。
すっかり寒くなり、今朝は窓ガラスが結露していた。ガラスを拭きながら、ああ、大掃除しなくちゃね‥と思い、大掃除から連想していた殴り書きをなんとなくまとめて、(全然まとまってないけれど)ブログにアップした。

断想:モノにまつわるあれこれから、つまらない大人にいたるまで

夫は、昼前から移動していくつか会議に出て、以前暮らしていた下町の犬散歩仲間の忘年会に出るそうだ。
私は夕方の犬の散歩、自分の昼食と夕食の用意、あとは細かいタスクがあれこれあるので、片付ける予定。
頭痛〜るのアプリをみると、今日明日は気圧の変動が激しくないようなので、できるだけ前倒ししておけると後で体調崩したときに楽かなとチラリと考える。

図書館から借りてきている「自己啓発の罠 AIに心を支配されないために」は、そろそろ貸出期限がやってくる。

読みやすい本ではないけれど、今の時代のテクノロジーと複雑に絡んだ自己啓発について示唆に富んでいる。自己啓発はブームじゃなくて、脅迫になりつつあるのではと最近思っている私にはとても興味深い本。
日本語のタイトルよりも、原題の「Self-Improvement: Technologies of the Soul in the Age of Artificial Intelligence」のほうが私にはしっくりする。

気がつけば、最近は反テクノロジーみたいな本ばかり読んでいる気がする。あまりにそちらに触れると、それはそれで極端になるので、テクノロジー礼賛みたいな本も読んで揺り戻しもかけてみたい。

朝のうちの気温は低かったが、お日様が出てきて縁側はポカポカに温かくなってきた。陽射しのある早い時間に座布団を干す。
縁側にずらりと綿支子(くちなし)色の座布団が日に当たっているところはこの家の好きな風景の1つだ。

自分のお昼ごはんの用意をしながら、ベジブロスといちじくの甘露煮を作る。
昨年、地場の三浦半島で取れたいちじくで作ったらとても美味しく、安いこともあり何度も作って食べていた。今年はうまく入手できず、食べずじまいだったのだが、夫が先日の出張帰りに道の駅で買ってきてくれた。
時期を過ぎおり、形が崩れているのがまた甘露煮にはちょうどよい感じ。あまりキレイだと果物は生で食べないともったいない気がしてしまうから。
作った甘露煮は、そのまま本日のおやつに。冷やして食べるのも美味しけれど、できたての温かいものも好き。

午後からは仕事のチャットがやたらにやってくる。
直接話したほうが早そうなので、予定はなかったけれど何度かZoomを立ち上げる。
私はこういう働き方嫌いじゃないけれど、予定外に色々と入ってくるのが嫌だと言う人も多いのだろうなと思う。
ONとOFFときっちり分けたいという人というのは、ひょっとすると切り替えに時間や手間がかかり、だからこそきっちり分けたいのかもしれないなとふと思う。

私の場合、どうやったら売上を伸ばすかとか商売うまくいくかとか、常にあちこちの実商売を見ては考えていて、それは範疇としては仕事というより趣味なので、そもそもON・OFFの切り替えみたいなのがないのかもしれない。(ちなみに夫もこのタイプ)
今日もInstagramを見ていて、ふと顧問先の扱っているあの高額商材は写真じゃなくてイラストにしてInstagram開設してみると、もっと売りにつながるのでは‥などと、全く頼まれていないのに考えて、マインドマップを描いてみたりしてる。

気圧の変動が理由ではなさそうだけれど、夕方になるにしたがって頭痛がひどくなってきた。まぁ、そんな日もある。
ここは我慢せず、あっさり頭痛薬に頼る。

本を読了したので、Twitterに投稿。

Weekly Reviewをしばらく止めることにしたので、Twitterに読了本を投稿するようになり、これはこれで便利。140文字という制限があるのも悪くない気がする。

図書館で借りてきたこの本は、共感する部分多いのと作ってみたいシンプルなレシピが沢山あったので、Kindle本があれば購入しようと思ったら、ちゃんと存在。
ウー・ウェンさんの本って以外にKindle版がなかったりするのでこれは嬉しい。(特にレシピ本は料理する時の利便性からぜひ電子書籍化してほしいのだが)

ぶらぶらと犬とお散歩をして、気がついたら7000歩も歩いていたようだ。

昨年の同時期の七十二候の記事が見当たらず、どうしてないのかと思ったら、多分、2番目の孫が産まれるので、1人目の孫を預かっていてそれどころじゃなかったのだろう。
ちょうど1年前ぐらいの孫たち。

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この写真から1年が経ち2人ともできるようになったことが随分と増えた。

2番目の孫は、本日1歳の誕生日を無事迎えた。
どちらもすくすく大きくなって本当にありがたい。誰に感謝していいのかよくわからないけれど。感謝。

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