逗子日記:二〇二三年一月 水泉動 (しみずあたたかをふくむ)

4時前に気圧変動による頭痛で目が覚める。

気圧変動のグラフ

頭痛を弱めようと耳をマッサージして温めながら、今日のスケジュールをざっと頭の中で振り返り、あれこれあって昼寝ができそうにないな‥と思うので、もう一眠りしようと決めるが眠れず。
諦めて5時に布団からもそもそと出る。

今日の最高気温は11℃と昨日より3℃ほど低いようだ。最低気温は4℃となっているが、これは今朝の気温ではなく夜中の気温のよう。
朝が一番寒い最近の天気ではちょっとめずらしいかもしれない。北風5メートルというのが辛いなぁ。

NHKラジオの天気予報の解説によれば、今日のようなお天気を風冷え(かざびえ)と呼ぶらしい。

一日在宅勤務だと話していた夫が急遽外出になった。
イイよね、あんたは好き勝手に仕事の予定入れられて…と、腹が立つがしょうがない。
昼食は自分で作ることになるので、夫と犬が散歩に行っている間に、お弁当を作っておく。
これでお昼は何食べようかな…と何度も考えなくて済む。

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布団カバーを交換しながら、一体型の洗濯乾燥機を買おうかな‥とふと思いつく。
大人二人でそんなに洗濯物もないような気もするのだが、なんだかんだとほぼ毎日洗濯機を回している。
細かいものは苦にならないのだけれど、夫が出張明けにまとめて洗濯物を出してくるのと、週に一回交換している寝具のような大きなものは干すのとその干し場所を決めるのが面倒で微妙にストレス。
最近は一体型も縦型も多いと言うからそれほど高さを気にしなくて良い気がするし、家事がどんどん増えていくしなぁ‥と思いつつも、まだ特に調子の悪くない洗濯機を買い換えるのも抵抗が…。
今の家は浴室乾燥もついているし、除湿機もあるので贅沢過ぎるかも。

持ち越してしまった週次レビュー、請求書作成、資料作り、少し掃除をしていたらあっという間に午前中終了。

お昼をお弁当にしたのは正解。
これだと、食事して洗い物してコーヒーを飲んでちょうど1時間ぐらい。
お昼に一から食事を作るとコーヒーを飲む時間が取れないからなんとなくバタバタしたまま終わってしまう。

図書館に予約しておいた「ワークマン式「しない経営」」を読み始める。
のっけから無茶苦茶面白い。
著者の土屋氏は、MKIにいらした方だったのか…と、IT業界ならではの驚きが。ワークマンの創業者の方がご親戚で、還暦前に転職されたそうだ。

午後の仕事に備えて20分ほどコタツでお昼寝。
色々試しているけれど、早朝に起きて、少し昼寝して21時前後に就寝というのが一番私にはあっている気がする。

海岸まで犬を散歩に連れて歩きながら、午後の打ち合わせの展開を考える。
年明けであまり進捗がなさそうな気もするのだが、気になる点だけは確認しておかないと。

玄関先の白梅が一輪だけ開いてる。
近くの高校では紅梅が七分咲きだった。我が家の庭はいつも一周遅れだ。

昨年の暮になんとなく再開してしまったKindle Unlimited。
その中に佐藤優氏の「獄中記」を見つけ、合間に再読している。

出版されてすぐに読んだが、読み返してみると政治的背景などが以前よりよく理解でき、いったいどこを読んだのかというぐらい本の印象が違う。
恐らく小泉政権以降何が起こっているか、現在のロシアのウクライナ侵攻により、読んだ当時よりもずっとロシアの報道が増えていることで、今だからこそ見えてくることが沢山あるからだと思う。
それから、氏の連続勉強会に二度ほど参加していることで、著者と著者の体験したことをより深く結びつけて考えられるようになったというのもありそうだ。

このところ、寝しなの読書は、手持ちのフィクションを再読している。
今は新潮文庫の木村浩訳の「アンナ・カレーニナ」。

何度も読み返していて、ボロボロになっている新潮文庫。
若い頃はアンナとヴロンスキーの恋を中心に読み、何度か読み返すうちにリョーヴィンの思想に興味がうつり、今は当時のロシア社会についてまた興味がうつり、軽く読み飛ばしていたところほど面白く読める。
色んな角度から読むことができる。「文学」の力はすごい。

昨年の同時期の日記を読むと、今の家への引っ越しが決まって引越し準備に取り掛かっている様子。
徒歩12分ぐらいのところへの引っ越しだったので、このときは夫が当時の車で事前にあれこれ運んでくれて、引っ越し屋さんを往復させることなく済んだ。
今年の夫の忙しさだったら、全部自分でやる羽目になっただろう。

逗子日記 二〇二二年一月 水泉動 (しみずあたたかをふくむ)

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