逗子日記:二〇二三年二月東風解凍(はるかぜこおりをとく)

暦の上では今日から春。立春だ。

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昨日は一日中晴れ間がなく、寒い一日だったけれど、今日のお天気予報は最高気温12度となり、風も南風で過ごしやすい一日になりそうだ。
ポチ(夫)は、犬の散歩、布団の片付け、朝食作り&洗い物をして8時前に仕事に出掛けて行った。

今週は自宅にいるときは、家事と仕事(大学含む)を1時間ごとに切り替えてやっている。以前はポモドーロで25分単位で切り替えていたのだが、このところ、ある程度連続してやらないとかえって生産性が落ちるという仕事関連の作業タスクが多くなり、試し中。

やってみてわかったのは、家事の1時間ってものすごくあっという間だということがわかったということで、当初の目録味からは随分とずれたものを手に入れた気分。
とはいえ、1時間窓をあけて家事をやるとカラダも動かすし、やれば片っ端から確実に片付いていくので随分と気分のリフレッシュになることも見えてきた。
まぁ、良しとしよう。

今週から始めた作業日記。

やってみて、以前もEvernoteで似たようなことをやっていたことを思い出した。そちらが途中で行き詰まったのは、作業日記というよりも、今書いているこの「逗子日記」と同じようになってしまい、好き放題にだらだら思いつきを書いていると、ものすごく時間が取られてしまうことに気づいて止めたのだった。

今回は作業単位で淡々と書き、自分の気持ちのようなものは書かない。ただし、思いついたアイデアは書いていく。これがわりと貴重。
今のところ、いい感じだ。

セッションと週次レビューと最小限の家事で終わる午前中。

炊きたての土鍋ごはんとキャベツと油揚げの味噌汁に大根のぬか漬けという素食の昼ごはん。
ポチ(夫)がいない日はこのぐらいで十分なんだよなぁと思う。稲垣えみ子さんみたいな生活。と思い、本棚から「もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓」を出しパラパラと眺める(リンク先はKindleですが、私の持っているのはハードカバー)

週の半分不在となっていくようなので、とてもじゃないが自分のためだけにそんなに手の混んだご飯を作るのは嫌、再読して作戦を練ろう

食後に温かい烏龍茶を淹れて、図書館から借りてきた「嫌いなら呼ぶなよ」を読了。冒頭からゾクゾクするほど引き込まれ、読み終わった読後感は、ちょっと似ている本が思いつかない面白さだった。読後感がいいわけでもないのに、不思議だ。
Youtuberにハマっていく女の子の話が特に好き。
初めて読んだ綿矢りささんの本だったが、これまでの作品も読んでみたくなった。

確定申告作業をやりたかったが、思いの外、仕事の手戻りと家事が多くてさっぱり進まず。

気分転換を兼ねて、早めに犬の散歩に出かける。
温かくて歩きやすい。
しばらく前から、犬のオヤツに毒を仕込んであちこちに置いているというとんでもない話があって、犬の散歩は明るくて周りがよく見える時間にしているお宅が多い。

我が家の犬が拾い食いをするのを今まで見たことはないが、心配なので不審者がいたらすぐわかりそうな場所を歩いたり、変なものが落ちていないかすぐわかるようにできるだけアスファルトの道や海岸を歩いている。

自宅に戻って、コーヒーをペーパードリップで淹れてちょっと休憩。
夜はお昼のお味噌汁と白米、それに納豆でいいや…と思うと、もう少しだけタスクを片付けておこうという気になった。

昨年の同時期は引越し前でバタバタ。
もうすぐ越してきて1年ということで、四季も一巡しようやく庭の木や草花も何が植わっているのかわかりましたとさ。

逗子日記:二〇二二年二月 東風解凍(はるかぜこおりをとく)

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