逗子日記:二〇二三年六月 麦秋至 (むぎのときいたる)

4時半起床。
散歩の前に、自分1人の朝ごはんを作りつつ(夫は昨日から仕事で不在)、お弁当の用意もする。

色々と料理が好きになるよう工夫したり、作り置きしたりもしてきたが、「嫌い」ではなくなったが、「好き」にはなれないというところで、止まりそう。
一日3回も食事を作るのは、どうにもストレスが溜まるので、家で仕事だというのにお弁当を作っている。

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久しぶりに晴れた逗子海岸へ、くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)のお散歩とラジオ体操への参加。

花火大会が終わったと思ったら、今度は海の家作りであちこちに建築資材が置かれている。

明日は100%雨という予報で、風も強いようなので遠回りしながら長めのお散歩。

帰って、朝ごはんを食べさせて、私は完全防備で梅の実を採る。
このところ、毎朝、玄関を開けるたびに梅が落ちていて、明日の天気予防の風速10メートルなんてあったら、多分ものすごい量の実が落ちてしまうだろう。
その始末はおそらくかなり面倒なので、今日のうちに採っておくことにした。

やってみるとあっという間にバケツいっぱいになってしまい、まだ1.5倍ぐらい梅の実はなっているが、これ以上あっても今日中に始末できなそうなので、仕方なく放置することにする。

バケツ半分の実は青梅のまま、こちらのレシピで使う予定。

カリカリ梅の醤油漬けを作ろう!|丸ごと小泉武夫マガジン

もう半分は追熟させて、紫蘇を使わない梅干しを作る予定。


紫蘇まで買うとタイミングを合わせるのが難しすぎる…。

【初心者必見】干さない、シソ不要! 昔ながらの塩漬け梅干し(白干し梅)の簡単な作り方

この梅の作業に2時間近く取られてしまって、朝ごはんが9時過ぎになってしまった。
仕事の対応をして、洗濯して、掃除してお風呂に入ったら、もう12時。
図書館に予約の本を引き取りに出かけ、ついでに買い物してくる。(明日は犬の散歩以外は一歩も外に出たくない)

八百屋さんにらっきょうが出ていて、本当は梅仕事じゃなくて塩らっきょう仕込みたい‥だけどなぁと眺める。
梅仕事は家に、梅の木がなければやらなかったことの一つだと思う。

梅干しは、道の駅とかにある単純に塩だけの素朴なものが好きで、わりとこの辺だと手に入れるのは難しくないのだが、らっきょうは全体に甘い味のものが多くて塩らっきょうを手に入れるほうがかなり難しいのだ。(見つけても、躊躇するほど高い)

外は暑いぐらいの陽気。帽子が手放せない。
今年手に入れた Lino e Linaのリネンのものは、良い買い物だった。ここはそもそもシンプルで色味のシックなエプロンが好きで、気に入っていたブランドだ。

あちこちのお庭で色んな種類の紫陽花が咲いていて、見ていて楽しい。

帰宅は14時近く、お弁当が作ってあるのが、こういうときとっても有り難い。
デザートはヨーグルトに昨年作った梅のシロップをかけたもの。

きっとまだ梅が残るだろうから、またシロップを作ろうか、氷砂糖余っているしなぁ。
でもこれから塩麹も作ろうとしているのに、保存瓶だらけってちょっと嫌なんだよなぁ‥などととりとめもないことを考える。

途中、遅くに帰ってくると言っていた夫から、早く帰るという連絡がくる。
まぁ、このところ家大好きモードだからか、きっとそういうだろうと何となく予期していた。

ちょっと集中して目を通さないとならない仕事の資料があるので、ご飯は夫に用意させることにしよう。
今日はキャベツ消費がメインなのとちょっと良い豚肉があるので、これにしよう。

【特集|我が家のウチ鍋レシピ】第2話:キャベツと豚肉のごま塩鍋。

シンプルで美味しいお気に入りのレシピ。まぁこの陽気で鍋って‥と言われそうではあるが…。

おそらく気圧の変動がこれからかなりくるので、明日に重たい仕事を進めるのはどうにも難しそう。今日のうちにやれるところまでやらないと。

コーチングのクライアントさんにオススメしてもらった「人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法」が面白い。

「ハーバードが〜」とか「スタンフォードが〜」「コロンビアが〜」という副題をつける本は基本敬遠しているのだが、この方のおすすめの自己啓発書は当たりが多いので読み始めた。
自己啓発書の類は、難しくないのでKindle版で十分と思って読んだら、ポイント50%バックだった。(そして案の定スラスラ読め、おそらく今日で読み終わる全部で6時間ぐらい?)

52歳という年齢の私は、まさにこの本のターゲットのストライクゾーンだと思う。
「流動性知能」と「結晶性知能」の話が中心の前半のほうが私には面白い。
能力が落ちてきたときに、倍の努力をして取り返そうという発想は止めたほうが良いということに全面同意。

仕事に関してはポジショニングを変えるのが一番良いと思うのだが、一生一番手の選手でいたい‥という人は確かに結構多いのかもしれない。

昨年同時期

逗子日記:二〇二二年五月 麦秋至 (むぎのときいたる)

今、外でメインで使っているMacBook Airは昨年のこの時期に届いたものだったのね。
すっかり忘れている。

しばらく着物を着ていないのは、仕事量を減らして、座りっぱなしが少なくなり、同時に腰への負担が少ないから帯でカバーする必要がないのと、反対に家事が増えていて、この暑くなり始めに割烹着を着るのが面倒だからだな。
着物の衣替えも未だできていない。

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