逗子日記:二〇二三年六月 乃東枯 (なつかれくさかるる)

頭痛で目が覚める4時前。
病院から処方されているカロナールを1錠。

明日からお天気崩れるということで、昨日の葉山のロング散歩につづき、今朝はロング散歩で材木座海岸へ。
逗子海岸から披露山邸宅街をぬけて、小坪の細い路地と坂道を抜け逗子マリーナから、材木座海岸。逗子海岸よりずっと広い砂浜。
そして、逗子に比較すると、大型犬を連れた男性の散歩が多い様子。

散歩で自然を眺めるのももちろん楽しいのだけれど、私は戸建てのお家を眺めるのが最近の趣味。
23区の下町に暮らしていた頃は、集合住宅が多くて眺めるのはどちらかというとお店だったけれど、こちらは、お店が少なく、お庭のある大きな戸建てが多いので、自然とそうなった。

色々見ていると、自分が好きなのは、開放感のある平屋なんだなとわかってきた。沖縄の家とか、お寺とかが好き。
風が抜ける家が好きなようだ。冷暖房効率も悪いし、治安的にもあまり良くないのかもしれないけれど、まぁそこに住むことを妄想している分には悪くない。

都内の便利な場所だったら、うんとミニマムに狭いところに暮らすのが良いかも。
以前、仕事部屋で借りていた25平米+近くにトランクルームなんていうのが良いな。ただし、これは一人暮らし前提。

この日の散歩は2時間ぐらいで、歩数はiPhoneで確認すると11,000歩ぐらいだった。

週末には卒業制作のスクーリングがあり、事前課題の提出は明後日まで。
お昼までひたすら、Adobe XDでワイヤーフレームを作る。
作り始めると情報設計がまだまだ甘々なことが露呈する。仕事だと甘々なことを指摘する係になることが多いが、だからといって、自分が簡単に作れるわけでもないというところが、むしろ面白い。

お昼は、先日地場のバジルが手に入ったので、夫がジェノベーゼソースを作ってくれて、グルテンフリーのフジッリと合わせていただく。

満腹になったら眠気がやってきて、30分ほど昼寝。
亡くなった祖父の出てくる夢を久しぶりに見た。

「XXXを食べていいかい?」と祖父が聞くので、お昼だと気づき、パスタで良ければ作るというと、25分には出なくちゃならない・・というので、それじゃぁ間に合わないな…と、食べられるものを考える。
冷蔵庫になぜかコーンフレークがあるが、牛乳がない。

そのあたりで目が覚めて、そういえば、冷凍庫にパンがあるから、ホットサンドでも喜びそうだ。すぐできるし・・と考える。

料理ができるようになると、他人にしてあげられることが増えるなと思う。
祖父と暮らしていた頃は、前の夫に台所仕事はすべてお任せだったので、そもそも冷蔵庫に何が入っているのかすら、ほとんど知らなかった。

起きたら、なんだかまた頭痛がひどくなってきたので、追加のカロナール。
頭の血管が膨張しているような気がするので、そういうときはコーヒーが効くことがよくあるので、コーヒーを淹れ、クルミっ子を食べ、おやつタイム。

夫が犬と夕方の散歩に出ている間に、メルマガの仕事を片付け、塩豆腐と豚ロースの塩麹漬け、豚こまを小分けにして冷凍する。

今日の読書

「功名が辻(2)」

再読中。やっぱり面白い。

「正義の教室」

次の読書会の参考用に…と、必要箇所だけ読もうと思ったら、ハマってしまい全部読んでしまった。

「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」

紙の本を再読中。
初読は付箋だらけになり、再読ではどんどん付箋を剥がしていくことが多いのだが、この本、全然減らない。

昨年の同時期

逗子日記:二〇二二年六月 乃東枯 (なつかれくさかるる)

春以降、着物を着ることがめっきり減った。
仕事を減らしてオンラインの会議が減ったことと、家事の量が増えて犬の散歩だの食材の買い出しに着物で行くのが面倒になってきたこともある。
暑い時期に、割烹着を着たくないというのも大きい。

割烹着などしなくても、袖をたすき掛けで押さえておけば問題なし…という人も多いだろうが、私は水を使った家事をするとお腹あたりをいつもびしょびしょに濡らしてしまうので、洋服ならエプロン、着物なら割烹着が必須。
きっとお腹を突き出して家事をしているのだろう。

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