逗子日記:二〇二三年十一月 朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)

ここ数日の気圧変動で、週末は絶不調。
眠れないほど頭痛がひどく、薬が効いてきて、頭痛がやわらぐと眠り、また薬が切れて痛みで起きてしまうの繰り返しで、睡眠時間がぐちゃぐちゃ。
トータルどのぐらい寝ているのかどうもよくわからない。

昨夜もそんな感じだったが、今日はやることも多く、自分のカラダをなだめながらなんとか起きて、少しずつ家事と仕事を片付ける。
今日も爆弾低気圧マークが出ているので、いつ具合が悪くなるかわからないので、自ずと重要度の高いものから片付けていく形になる。

いつ具合悪くなるかわからないから、時間の使い方が効率的になるのは何とも皮肉な話。
好不調の波が今年はとにかく激しい。好調なときはものすごく好調なのだ。

日曜日は夫が家にいたので、くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)の散歩が頼めるのが何と言っても気分的にラクだった。
食事作りなんていうのは、自分だけの分なら空腹を満たせば良いだけなので、炭水化物だらけにはなるがなんとでもなる。
(家族の分も食事を作るとなるとかなりしんどい。洗い物も増えるし…)

好不調があるというのは、決まった時間にやらなきゃいけない家事は結構しんどいんだな…とわかる。掃除や洗濯はその点ラクだ。
散歩とか、買い物や食事の支度とかは、体調の良いときに何時にやっても良いというものでもないのがキツイのだ。
逆に言うと、掃除や洗濯は私が不在だと全く手つかずでそのまま残っているので、料理や犬の世話に比べて、どちらの家事がラクなのかという判断は簡単にはできない。

こちらに住んでから、体調が悪いときの犬の散歩が以前よりツラいのは、どこを歩いてもご近所の人に会うから。
具合の悪いときに、そこそこちゃんとした身なりに整えて、会った人にニコニコと挨拶し二言三言交わすのことを考えると、体調が悪いときには気持ち的に「無理無理」となってしまう。
23区にいたときは、そもそも滅多に会わないマンション内の人に会釈するぐらいで済んでいたことが、こんな時にはとても好ましく思える。

今日はガスの検針日。
いつもの検針の方はここに引っ越してきたときにガス点検もしてくれた方で、「ガスのことで何かあったらいつでも聞いてください」と言ってくれていたので、ガスの赤外線ヒーターについて聞いてみようと思っていたら、タイミング悪く会えず。

ヒーターの件は、随分前から気になっていて、今日質問してタスクを片付けようと思っていたので、東京ガスに確認することにする。(タスクが開きっぱなしなのにストレスを感じるタイプ)

質問は単純で、昨年使っていたガスヒーターが今年使ったら、ガス臭いのだけれど危険性がないかを東京ガスで点検してもらうことは可能だろうか?ということ。(ガス臭かったのでその後すぐに窓を開け、それ以来使っていない、それが10日ぐらい前)

Webサイトで確認すると、ガス漏れの緊急電話はあるのだけれど、緊急じゃないので検針のときに聞こうと考えていた。
緊急じゃない電話番号というのもあるので、今日はそちらに電話。

サポートセンターに掛けてみたところ、最初に電話が切れてしまうと困るので‥ということで、名前・住所・電話番号を聞かれて伝え、その後状況を説明すると、すぐ伺いますという話になってしまった。
体調が悪くて寝ようかと思っていたので、いや、今日じゃなくて、別の日にお願いしたい‥というと、「その場合は危険なので、家全体のガスを止めることになります」と、言われる。
そんなルールがあったとは…。

ガスを止められると困ってしまうので、そのままお願いすることになる。
作業員が来るまで、窓を開けて、ガス器具は一切使わず、蛍光灯は今点いているもの以外は使用せず、さらに元栓も閉めるようにと言われる。

ガス臭かった日以降、もちろん何度もガス器具は使っているのは先方には伝えているのだが、「ガス臭い」という言葉を出した時点でアウトのようで、とにかくこの作業をしなくてはならないルールらしい。
デキの悪いAIとやり取りしている気分になり、だったら人材配置しなくて良いと思うけどなぁ‥と思いつつ、言われたとおりにする。

作業員の方に見てもらったところ、どうもガスコードが劣化しているようだということで、ヒータそのものには問題ないようだ。
とりあえず、タスクが片付いてよかったとしよう。

点検が終わったので、坪庭につながる木戸を閉めようと出ると、1つだけなっていた花梨が落ちていた。
風が強かったので、落とされたのだろう。
そのままにしておくと、ぐちゃぐちゃになってしまうだろうから、とりあえず拾って家に入れる。
アク抜きすればジャムぐらい作れるかな。

昨年同時期

逗子日記:二〇二二年十一月 朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)

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