目が覚めて、布団の中でぬくぬくしながらそのまま読書。
ゆっくり読み進めていたアン・タイラーの「結婚のアマチュア」を読了。
戦時の高揚モードに押され結婚した二人の物語。小さな想定外は続くが大きなドラマはないし、ヒーローもヒロインもおらず淡々と続く日常。
市井の静かな物語にこんなにも惹きつけられるのは、日常こそ大切だと思う年齢になったからだろうか。
著者の作品はすでに絶版が多いが、見直されているのか古書の価格は上昇中。
電子書籍は、英文のみ。まだまだ読みたいが、ペーパーバックを読むなら春以降かな。
全粒粉のパンをバターとチーズをのせて焼き、カップスープで朝ごはんを食べて、くるみ(ミニチュアシュナウザー 5歳)と朝の散歩。
あちこちで走る人を見かけるのは、次の日曜日に予定されている逗子市内一周駅伝のせいかしら。
北風が強いけれど、海岸は町中よりいつも温かい。
今日は富士山がくっきりときれいに見える。
同じ温度でも空気が乾燥していると余計に寒いらしいと気づいたのは最近。
部屋の中でも加湿器をつけていると、空気の冷たさが和らぐ。
そういえば、逗子にきてから冬場に肌の乾燥による痒みがなくなった。以前は、毎年のように乾燥を防ぐクリームを買っていたが、ここ数年全く買っていない。
年齢を重ねるとさらに乾燥が進むと思っていたのだけれど、これも海による保湿効果なのかな?
夫が留守でくるみがかまって欲しがるので、昨日から卒業制作の作業はコタツで。
オッコスを使って座り着物を着ていれば、腰は痛くならないが座り過ぎは、アーロンチェアだろうが、座椅子だろうが身体全体に良いことはなさそうなので、家事と交互に今日も作業。
正月飾りを外し、冷蔵庫の余りものをあれこれ処理しておく。
暮れから正月は、ずっと夫が料理をしていたため、冷蔵庫がブラックボックス化していて、やや心配していたのだが、賞味期限切れや溶けているものもなく、一安心。
今日は七草粥の日。一人飯だからお粥を炊くのもありかな。
とはいえ、スーパーの七草セットは割高過ぎる。
冷蔵庫に半端に大根の葉っぱが残っていたので、刻んで塩して重しを置いておく。
七草の一つ「すずしろ」ってことで、あとの6種類は省略。
本来の七草粥のレシピだと、きっと火を通すんだろうけれど、私は菜飯みたいに食べるほうが好みだ。
そういえば、七草粥って食べたことないかも。
前の夫もおせちは作ってくれたけれど、お粥は興味ないと作ってくれなかったし、今の夫もお粥に興味ないというので作ったことがない。
子どもの頃は、四季の行事を全く大切にしない家だったので、おせち料理すら祖母の家に行ったときぐらいしか食べていないかもしれない(1970年代後半から1980年代前半でこういう家ってあまり多くなかった思うけれど)。七草粥ってなんですか?状態だった。
途中休憩は、縁側読書。
おやつはシンガポールのお土産にいただいたパイナップルケーキ。
パッケージもかわいいけれど、中もぎっちり詰まっていてボリュームがあって、パイナップルの酸味が程よく甘すぎないのが嬉しい。
(写真に写っている森永のキャラメルは私の常備品)
読んでいるのは、図書館から借りてきた「他人の家」。
韓国の作家の書いた短編集。隣国の本を読むたびに、暗さと湿度が日本と似ているなと思う。
似ているところがありつつも、もちろん文化的な違いもあって、その混じり具合が面白く、図書館の棚で見かけるとつい手が出てしまう。
お昼は、白米と味噌汁(干しえのきとトマト)、葉唐辛子の佃煮、富山土産でもらったイカの黒作り。
食後もあれこれ作業するが、進んでいる実感がない。
まぁ、もう大まかにはできていて、細かい作業が多いので外観が大きく変わらないからだろう。
細かい調整がデザインの一番の肝なんだけれど、モチベーションが・・・。
暗くなる前にくるみと散歩。
午後の散歩の定番は、京急電車を見に行くことだ。
神社に外した正月飾りを持っていくであろう様子の人を何人も見かける。
家に戻ってふと見上げると、玄関脇の梅の花が一輪咲いていた。今年はずいぶんと早いような
昨年同時期
過去記事を読む。
Amazonアフィリエイトリンクで作成した過去の画像も表示されなくなるというのは、だいぶ前にAmazonからメールで連絡がきていたが、どうやら実行されたようでリンクは残っているようだけれど、画像は表示されなくなった。
Twitterに張り込んだものは画像表示があるけれど、これもどうなるのだろう。
そういえば昨年お願いする予定だった夫の確定申告は、税理士さんから確か断られてしまって私がやる羽目になったのだ。
今年の確定申告はとりあえず月末の卒業審査までは着手しないでおいて、2月に一気にやるしかなさそう。
3月はまた卒業制作の展覧会と卒業式があって、本校舎のある京都も2回行かなくてはならないしバタバタしそう。
本当なら京都方面にいる友人とも会いたいが、体力・気力の自信がなく声掛けができない・・・・。
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