逗子日記:二〇二四年八月 大雨時行 (たいうときどきふる)

1時にパチっと目が覚めて、この文章を書いている
最近、こういうパターンが多い。
入眠は相変わらず21時前後で、スーッと眠れるが、1時〜2時頃にパチリと目が覚めて、妙に頭もスッキリしているので、少し仕事を片付ける。
頭がスッキリしているとはいえ、思考能力はあまり高くないので、仕事といっても重要なタスクは手をつけず、さほど考え込まずに済むものを片付けることが多い。

ここしばらくは、Appleの標準でインストールされている「リマインダー」でタスク管理をしている。
各タスクに優先順位はもちろんつけているが、最近はこれにタグを活用して難易度をつけるようになった。
難易度が低いものから高いものへと三段階に分けていて、あっさり(低)、こっさり(中)、こってり(高)とタスクごとにタグ付けをしている。
(どこかのラーメン屋みたい?気のせいですよ…多分)

元気な時間はなるべく「こってり」に取り組み、あまり調子が出ないときは「あっさり」からスタートして、「こっさり」へとモードを上げていく…みたいな感じで、タグを目安に活動してる。

夜中の中途覚醒時は、「あっさり」のタスクを片付けたいけれど、「あっさり」は家事が多いため、夜中にバタバタするわけにもいかず、変な時間に目が覚めたときは、「こっさり」を片付けることが多い。
タスクではないけれど、その他には仕事部屋(寝室の隣)で紙の本を読むことも多い、紙の本はうまくすると眠気がやってくることもある

手元にあった岩波文庫の白楽天詩選をパラパラと読む。
上下巻だが、左遷された後のこの人の詩が好きなので下巻しかほとんど読んでいない。
下巻は彼が50歳を過ぎてから書かれたものから始まっていることもあり、50過ぎの自分には感じ方や視点に近いものを感じるのだろう。
3時過ぎに布団に戻る

次に目を覚ましたら5時半で慌てるが、すでに夫がくるみ(ミニチュアシュナウザー6歳)と散歩に出かけていてくれたので、着替えて庭の草取りと水撒きをする。


玄関前を掃いているとラジオ体操帰りの方々から、朝の挨拶がてら声を掛けられる。
今日は曇り空のせいか、少し暑さも和らいでいるように感じる。

朝食は夫が作り、その間にアイロンがけをする。
暑くて随分とアイロンがけをサボっていたが、夫がオフィスに行くのにしわくちゃのシャツを着て行こうとしているのを察知して、慌てて取り上げる。
着物を着ている時期だと、こまめのアイロンを使うのだけれどさすがにこの暑さでは着付けているだけで汗ばんでくるので、着物はお休みのため、アイロンもしまいっぱなしになっていた。

家事というのは本当にキリなくあるので、最近は洗濯物を干すまでは家事をするけれど、それ以降は基本的に仕事の合間のレベルでしかしない。
9時過ぎぐらいに洗濯物を干すので、それまでに掃除やその他の家事をしている。
料理とその洗い物は、このところ在宅勤務の多い夫がやっている。
本当は料理と掃除を逆にしたいのだが、夫にとっては料理は気分転換、掃除はノルマ‥のように感じるようだし、散らかっていても多少汚れていても、あまり気にならないようなので、気になる私がやる羽目になっている。

ややこしいメールの対応を終えたところで、娘から孫たち二人と近所のカフェにいるからおいでよ…と連絡があり、慌てて化粧をして出る。
コーヒーを飲んで数日ぶりの近況報告をしあって、私は食材の買い出しに、娘たちはマンションに帰っていった。
上の孫の幼稚園が夏休みのため、久しぶりに年子二人兄弟と日中を過ごす日が続き大変そうだ。
暑すぎて海にも連れていけないから、身体を動かして疲れさせるというのも難しいだろう。

あまりの暑さに買い物も最低限で済ませて帰宅。
外が晴れてきたので、部屋で干しておいた洗濯物をベランダへ。
くるみもベランダに出たがるが、肉球が火傷しないか心配で窓ガラスをしめる。

冷蔵庫をのぞいて晩ごはんの献立を考える。
晩ごはんは、塩麹に漬けておいた鶏もも肉ととうもろこしを蒸籠で蒸し、ナスを梅と紫蘇で和え、明太子のポテトサラダ、きゅうりとワカメの酢の物を作ることに、芋焼酎の前割り作ろうと思っていたけれど、仕込み忘れた。
ビールか冷やしてある白ワインかな。

残り物でお昼を済ませ、デザートにソルダムを食べて、30分ほど昼寝。

スッキリした頭で契約書の確認。
何度かやり取りしているので、修正箇所の最終確認だけのはずが、すでに修正なしとなっている文言を修正してきている気がする。
PDF版なので、Adobe Acrobatで新旧のファイル比較をしてみると、いやいやこれは仕掛けてきてますなぁ…という感じで、すでにレビューが終わっている箇所を先方に有利な条件に変更されている。

最終チェックだけなので、「こっさり」タスクだと思っていたら、「こってり」タスクになっていた。
変更箇所をすべて指摘して、丁寧な言葉づかいで信頼関係損ねるようなことをされて、大変困惑しているというような空気を出したメールを作成するのにえらく時間がかかった。
契約書のチェックが嫌いだったり、慣れていなかったりするフリーランスや個人事業主だったらそもそも初回のテンプレートの契約書から気にせず締結しちゃうだろうな。
最近、こういうピリピリする仕事からご無沙汰しているので妙に疲れた。

Adobe Creative Cloudは大学を卒業したし、もうIllustratorもPhotoshopもそう使わないし解約しようと思っていたが、なんだかんだちょくちょく修正してほしいという頼まれごとや、Acrobatの有償機能とか微妙に必要で解約が延び延びになっている。
やれやれ。

その後もなんだかスムーズに終わると思っていたものがあれこれ引っ掛かる。
新しい仕事ってどこに地雷があるか、本当わからん。
未知なことをやるのは楽しいけれど、全然想定していたスケジュール通りに進まず、。
そもそも全体のタスクが全く見えていないので、かなりタスク漏れもあるだろうし、優先順位もよくわからないから、ガントチャートとか引くのもどうなんだろう?と思って、そのままになっている。(書いていて思ったけれど、それでも引いたほうがいいな・・多分)
とにかく気付いたものを片っ端から力技で片付けていく感じの毎日。

昨年同時期

逗子日記:二〇二三年八月 大雨時行 (たいうときどきふる)

昨年の日記を読むと、どうやらこの時期は体重が落ちる時期のようで、あまり気にしなくて良いのかもしれない。
このところ、土用を意識していなかったことを思い出す。
調べて手帳のカレンダーに書き込んでおかねば。

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