逗子日記:二〇二四年九月 禾乃登 (こくものすなわちみのる)

昨晩の燗酒のおかげか、久しぶりにぐっすりと眠れた朝。
昨晩まで残っていた雨もすっかりやんで、すっきり晴れている。

夫は昨晩一緒に呑んだご近所のお散歩仲間さんから、病院の検査結果が悪くないようにご祈祷(お祓い?)を受けたほうが良いと言われ、鎌倉にご祈祷を受けに朝から出かけていった。
そういえば、明日は再検査と先日の検査結果の説明がある日だ。
以前の家に神棚があったので、私も毎朝、神棚に挨拶をする習慣が身についたけれど、どうもこの手のことに熱心ではなく、そもそも神様というのは日々の糧を感謝をするものであって、叶えたいことをお願いするものなのだろうか?という疑問も持っているのでご祈祷とか厄除けとかほとんどしたことがない(娘のお宮参りと七五三をのぞけば)

日々の糧に感謝するという考えは、通っていたクリスチャン系の幼稚園の名残かもしれないなとふと思う。

朝食は昨晩お持ち帰りしたタルトと紅茶。
あちこちの窓を開けると気持ちの良い風が入ってくる。
エアコンよりずっと身体に優しくて、ホッとする

先日から読んでいる「リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T」
登場人物の大半がイギリス人でしかも女性が多いので、今回はマインドマップで登場人物とそのプロフィールを描きながら読んでいる。
ノンフィクションで、フォトリーディングをするときはマインドマップを描きながら読むことは多々あるけれど、小説では初めて。
描いてみると、本を読むのがずっと楽になる。
この人誰だっけ?が無くなるとこんなに読みやすいとは…。
そもそも普段から人の名前を覚えるのが苦手なんだから、書き出して常に見ることができればずっと楽になるのは当たり前なのかもしれない。

ノンフィクションのときにマインドマップを描くのは、あとで再度内容を整理するためや、仕事で使うことを考えたり、その場で思いついたタスクなどをメモするというのもあって、アイデアがよく浮かぶようにA3のスケッチブックやB4の紙を使っていたが、今回はいつも手元にある手帳(FP:フランクリン・プランナー)を使ってちょこちょこ描いている。

マインドマップは大きな紙で描くほど発想が豊かになるのは確かだけれど、その分身構えてしまうし、ついついカラフルなペンや色鉛筆を出したり、なんだか大がかりになってしまうため、まとまった時間のあるときに…と後回しになってしまうデメリットもある。

その点、FPだと常に手元にあるので、すぐメモが取れるのが良い。
登場人物以外にも、ソーシャル・クレンジング、スクウォッテイング、ジェントリフィケーションなど、気になるキーワードをメモしておく

勢いづいてきたので、この勢いで同じ著者の本で積読になってしまっている「ヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポート」も読んでしまおうかな。
積読になってしまう理由の大きな原因の一つは、図書館が予約の本が届いてしまい、そちらを優先で読了するためというのがあって、今もまたそろそろ届きそうな予約本があるので微妙かも。
読了後にその前に読んでいた本に戻ればよいのだが、読了してすぐの本に影響されるので、関心が今ひとつ戻らないのと、また以前のモードに戻すのにどうにも時間がかかり、そのまま次の本に行ってしまう…というのが多い。

そもそも今読んでいる「リスペクト–R・E・S・P・E・C・T」も図書館の予約から回ってきた本で、このおかげでまたそれまで読んでいた本が中途半端になっていくのだ。

まぁ、そういうときもマインドマップ描いておけば、途中まで読んだ本に戻るハードルが下がって良いかもしれない。

昼からZoomで打ち合わせ。
初顔合わせだけれど、スピード感がある相手でサクサク話が進んで非常に有り難い。最初から権限のある人が出てくるのも話が早かった理由だ。
今日は夕方もZoomの予定が入っているけれど、そちらはどうだろう。

以前よりさらに化粧をしなくなった今日このごろ。
今日はZoomがあるので、化粧をした。
あまりに化粧をしないので、化粧をするともったいないから外に出ようかな…という気になってきた。

最近、やること多いから、あまり外に出ずに家でひたすらタスクの片付けをしていると思っていたが、これは話が逆で化粧をしないから、外に出るために化粧をするのが億劫で外に出ないで済むタスクばかり片付けているのかもしれない。

夕方、娘がお店のスタッフのシフト表を印刷してほしい…とPCを持ってやってきたが、PCが違っていた…という話で、そのまま退散。
メールでファイルを送ってくれれば、印刷して届けるけれど?と伝えるが、「メールってどうやって送るんだろう…」と言いながら、帰っていった。
娘夫婦のデジタルリテラシーはかなり怪しいが、まぁ今はみんながわかるからあまり困らないのかも。

夕方のZoomもさくさく終わる。

夜は休肝日ということで、今年最初のサンマの塩焼き、かぼちゃの煮物、ブロッコリーとキノコの和物、白米、味噌汁を夫が作ってくれた。
今週いっぱいは私があれこれ忙しいので、夫に料理を任せ、私は掃除・洗濯班。
来週からは料理当番に復帰予定。

過去の同時期

逗子日記:二〇二三年九月 禾乃登 (こくものすなわちみのる)

1年前の上記の記事を読んで、今年もカレンダーを発注。
紙の手帳に戻ったので、卓上カレンダーを使う意味はなくなり、今年は発注しないことにした。
大判のInnovatorのカレンダー、俳句の日めくりカレンダーを用意することに。
日めくりカレンダーは今年はまだ出ていないようなので、後日発注することに。
忘れないようにリマインダーに登録しておく

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  1. 2021.04.01

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