逗子日記:二〇二四年九月 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

エアコンをつけずに窓を開けるだけで寝られる季節になってきた。
夜中に近所で、かなりの数の爆竹が鳴らされ、真っ暗な寝室で駆け回る爆発音の苦手なくるみ(ミニチュア・シュナウザー 6歳)。
それでもヒートのせいなのか、この家での暮らしになれてきたのか、以前ほど心臓がバクバクしなくなり、震えも小さく、窓を締めて、しばらく抱っこしていたら落ち着いたようだ。

天気予報を見るとあまり曇りと雨の予報がしばらく続く様子。
洗濯には面倒だけれど、涼しそうでありがたい。

朝は作っておいたケッカソースのパスタ。
それにしても今年の野菜のデキは今ひとつ。
このソースも買ってきたトマトがあまりによろしくないので少し前に購入したぶんぶんチョッパーも試したく作ってみたが、やっぱり今ひとつ。
もう少し寝かせると多少なりとも形が崩れて口当たりも良くなるとは思うのだけれど。

本日午前中は、サードプレイス読書会

受付開始:サードプレイス #27 課題本「エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」」

今回の参加者は起業や副業を経験した方が多く、ご自身の体験とこの本に書かれている内容がどのぐらいあてはまっているか、また、こういう場面では本の内容は使いにくかった…という話を聞くことができた。
エフェクチュエーションはビジネスに使うよりも、ひょっとすると地域活性化、町興しみたいなのに向いているのかも…という話も興味深い。
実際、このサードプレイスの集まり自体、エフェクチュエーションの考えに近いものはそれなりにあることにも気付かされた。

夫が作った昨夜の鍋をアレンジしたランチを分けてもらう。
昨夜よく眠れなかったことと気圧の影響なのか眠気がひどくなってきたので、和室の畳で30分ほど昼寝をする。
起きてぼんやりネットサーフィンをすると、昨日の総裁選の話題が多い。

家事について…
もともと掃除を担当していた私が食事作りを担当し、食事作り担当していた夫が掃除係りに代わり、約二週間経過。
とにかく夫にとっては、掃除をするというのが苦痛な様子。
一方で食事作りはむしろやりたいことのようだ…。

食事当番を二人でやると、どうしても食材の管理が難しくてフードロスにつながったり、あると思って料理を始めたら、相手方に使われて補充されていない・・などがあって、二人で食事当番をやるのは合理的ではないというのは夫婦の共通認識。

一方で私も夫の掃除にはちょっと気になる点が多く、そこはもう少し整理してほしいとか、たまには窓の桟やレールも掃除してほしいんだが…とか色々ある。
うーん、週末だけ役割を交代しようかな…
お互いのモヤモヤが解決するかもしれない。

ということで、夫にちょっと提案してみたら喜んでいた。
これで様子を見てみよう。

それにしても、掃除に関しては気になったほうが負け…みたいなところあるなぁ、本当に。

忙しい、忙しいと口に出すのは、忙しい自慢みたいでみっともない・・という洗礼を受けた世代だが、それにしてもついつい口に出したくなるほど忙しい。
仕事そのものの難易度が高いわけではなくて細かいタスクが山積み…状態。
片っ端から片付けるしかないのだが、全部一人というのが精神的にきついのかもしれない。
自分が止まると全部止まる、並行処理で誰かが片付けてくれるわけでもなく、投げ先がない・・というあたりか。
逆に言えば今までいかに恵まれていたか…ということなんだろう。

カラダがギシギシするので明日はリラクゼーションサロンの予約を入れた。
逗子にきてからこの手のお店を使うのは初めてで楽しみ。

昨年同時期

逗子日記:二〇二三年九月 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

なるほど、この頃から大学の卒業後の仕事について考えていたのか…

もう一つは、今以上に夫が家に居ないとなると、長時間の留守番がストレスな犬のために、外に出る仕事は受けられないということで、来年春以降、私が何で稼ぐかを結構真面目に考えなくてはならない。
リモートでBtoB周りの仕事を引き受けるのは、信頼関係を作るのに時間がかかりすぎて、短期で成果を上げるのになかなか難しいし、そもそもリモートだとあまり楽しくない。

この文章の次に書いてある、当時ぼんやりと考えていたソリューションから随分と離れた形でセカンドキャリアは着地しそう…。
まぁ、私のキャリアは最初から最後まで「プランド・ハップンスタンス」ということなんだろう。

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